チョコ停

ちょこてい

製造現場で機械や設備のトラブルにより、数秒から数分程度の短い時間、停止すること。
短時間の停止は個々では大きな問題には見えないが、累積すると生産性に大きな影響を与える可能性がある。

〇チョコ停が起こる原因
① センサーの誤検知・エラー
機械の劣化や汚れや異物の付着、設置位置のずれなどによりセンサーの誤作動や故障が発生する。
② 品質のばらつき
前工程の品質のばらつきにより、次工程に悪影響を及ぼす。品質が一致しないことにより、組み立てや加工工程でのトラブルを誘発し、結果的にチョコ停を招く可能性がある。
③ 清掃・メンテナンス不足
清掃が十分に行き届いていないと材料の加工工程において発生する金属や木材の削りくずなどが原因で機械が正常に動作しなくなり、設備が停止することがある。
④ ラインの詰まり・引っかかり
製造ラインにおいて、流す製品の種類や数量、処理速度を適切に設定しないと詰まりや引っかかりが発生しやすくなり、チョコ停が起こる。

〇チョコ停の対策
・チョコ停によるロスの可視化(ワークサンプリング)
問題となっている製造ラインで、チョコ停の発生頻度を可視化する方法。稼働時間中ずっと監視することは困難なためワークサンプリング法を使って、チョコ停の多い箇所や原因を統計的に分析する。
例:
一定の時間内に回数を決め、人や機械の状態を瞬間的に観察する。
100回中70回チョコ停が発生→チョコ停率70%
発生割合・どの工程で多いか・どの要因で多いかを把握できる。
製造工程の一部をサンプリングして全体を推定するため、ずっと監視するより手間がかからず、全体の稼働状況を把握することができる。
・原因の特定
ワークサンプリングで明確になった原因を書き出したワークシートを作成し、それぞれの原因で起こるチョコ停の回数を作業員に記録してもらう。原因別に発生回数を比較し、頻発にチョコ停を引き起こしている原因を洗い出すことで、効率的にチョコ停対策を行うことができる。
チョコ停は、ひとつひとつの問題は小さいがその積み重ねで大きな問題となり、生産性や品質に悪影響をあたえる。日々の原因分析や記録を継続し、小さな停止を減らしていく取り組みが必要になる。

CONTACT

日総工産株式会社への
お問い合わせはこちら