サーブリック分析

さーぶりっくぶんせき

サーブリッグ分析とは、20世紀初めにアメリカのギルブレス夫妻によって考案された動作研究における分析手法のひとつ。「サーブリッグ(Therblig)」という名称は、彼らの名前の「ギルブレス(Gilbreth)」を逆から綴ったものである。
サーブリッグ分析は、人間の手作業を18種類の基本動作に分け、それぞれのムダをなくす動作研究手法。人の動作を科学的に分析し、隠れたムダを可視化し、作業の標準化や時間短縮を図るために活用される。

〇18の基本動作
ギルブレスは建設業のレンガ積み作業の動作研究などを通じて18の基本要素を定め、3つに分類している。

〈第1類〉動作の基礎となる要素
・伸ばす
・つかむ
・運ぶ
・位置を決める
・組み立てる
・分解する
・使う
・放す

〈第2類〉第1類の動作を遅らせる要素
・調べる
・探す
・見出す
・選ぶ
・考える
・用意する

〈第3類〉作業が進んでいない状態を示す要素
・つかみ続ける
・避け得ぬ遅れ
・避け得る遅れ
・休む

作業を進めるのに必要な〈第1類〉を増やし、効率的な作業を行い、ムダな動きにつながる〈第2類〉を減らし、効果を生まない〈第3類〉をいかに削減していくかが、作業効率向上のカギとなる。

〇サーブリッグ分析のメリット
・データ活用による改善
従業員の感覚や経験に頼るのではなく、各動作にかかる時間を数値化して把握できるため、客観的な根拠を持って改善を進めることができる。
・コスト削減
経験豊富な作業員の優れた動作を分析・可視化し、手順を標準化してマニュアルに落とし込むことで、新人でも短期間で高品質な作業を身につけることができ、教育コスト削減につながる。
・労働負担の低減と安全性の向上
ムダな動作には、必要ない力仕事や無理な姿勢など、身体的負担を伴うものが多く、これらを削減することは労働災害の発生リスクを抑え、安全で働きやすい職場環境につながる。

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