インターステラテクノロジズ株式会社への出資及び 人材活用でのパートナーシップ協定締結に関するお知らせ
当社は、ロケットベンチャー企業であるインターステラテクノロジズ株式会社(本社:北海道広尾郡大樹町、代表取締役社長:稲川貴大、以下「IST社」)の発行する株式を通じて同社への出資を行いました。また、人材活用でのパートナーシップ協定を締結いたしましので、下記のとおりお知らせいたします。
記
◆出資及びパートナーシップ協定締結の背景
「低価格で便利な、選ばれるロケット」をミッションに掲げ、観測ロケット「MOMO」と超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」を独自開発・製造しているロケット開発ベンチャーIST社に共感すると共に、官民連携した宇宙産業へのニーズの高まりから、今後地球観測や通信等で需要の増加が見込まれる超小型人工衛星を低価格で打上げるIST社のミッションは、重要かつ不可欠と判断いたしました。
また、北海道、大樹町及び関連企業における地方創生事業、宇宙版シリコンバレー構想には大きな夢や可能性があり、今後の日本のモノづくりを支える産業になると判断し、出資を決定いたしました。
さらに、ロケット開発・製造という最先端な現場において、当社エンジニア及び新卒社員の人材育成面からも重要な位置付けであり、専門性の高い人材を通して宇宙産業の発展に貢献することを目的として「パートナーシップ協定」を締結いたしました。
当社は「人を育て 人を活かす」の創業理念のもと、半世紀にわたり日本のモノづくりに貢献してまいりました。今後、拡大が見込まれる宇宙産業という新たな領域にも一歩踏み出し事業を拡大すると共に、引き続き日本のモノづくりに貢献してまいります。
◆インターステラテクノロジズ株式会社の概要
IST社は、「誰もが宇宙に手が届く未来をつくる」というビジョンを掲げ、北海道広尾郡大樹町に本社をおくロケット開発ベンチャー企業。
観測ロケット「MOMO」は2019年5月4日に打上げられた3号機が国内民間企業の開発・製造したロケットとして初めて宇宙空間に到達。
2021年7月には2機が宇宙空間に到達しており、この技術を活かし今後需要の増加が見込まれる超小型人工衛星を低価格で打上げられる「ZERO」を開発中で、数年内に打上げを計画。